高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「謎解きと時計のカフェで」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/10/28(土) 15:40:59.45 ID:FZ7UfDux0
藍子「これ、何のコーヒーなんですか?」
「藍子様のはモカを。加蓮様には、サントスを用意させて頂きましたよ」
藍子「へぇ〜……あれ? モカってもっと酸味があったって聞いたことが……。こんな味にもなるんですね……」ゴク
以下略
AAS
40
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/10/28(土) 15:41:29.55 ID:FZ7UfDux0
「皆様、そう仰ってくれるんですよ。そうして時計を見て、こんなに時間が経ったんだ、って」
藍子「私たちみたいな人が、いっぱいいるんですね」
加蓮「だね。おじいさん、まるで藍子みたい」
以下略
AAS
41
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/10/28(土) 15:41:59.46 ID:FZ7UfDux0
藍子「時計っていえば……あんなに大きな時計、初めて見ました」チラ
加蓮「うんうん。最初見た時にびっくりしちゃった。あれって、ずっと置いてるの?」
「そうですな。ふむ、ふむ……」
以下略
AAS
42
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/10/28(土) 15:42:29.45 ID:FZ7UfDux0
藍子「……………………時計?」
加蓮「ん?」
「おや。これはこれは」
以下略
AAS
43
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/10/28(土) 15:42:59.47 ID:FZ7UfDux0
『――これは魔法の呪文。はじまりは、消えた時間ではなく、姫を探す途中の時間。
み ↓20
し ↑11
す ↑5
以下略
AAS
44
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/10/28(土) 15:43:29.46 ID:FZ7UfDux0
加蓮「すの5つ上は、"く"。たの16個下……じゃなくて、16時は4時だから、4つ下は、"と"だね」
藍子「すの8つ上は"お"。なの3つ上は、加蓮ちゃんがさっき言ってくれた通り、小さい"つ"ですから」
加蓮「続けて読むと、……りあくとおっ?」
以下略
AAS
45
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/10/28(土) 15:43:59.46 ID:FZ7UfDux0
「――はじまりは、消えた時間ではなく、姫を探す途中の時間」
加蓮「え?」
「ほほ。ヒントは1回まで、ですからの?」
以下略
AAS
46
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/10/28(土) 15:44:29.55 ID:FZ7UfDux0
加蓮「じゃあ、16時からスタートだから、とりっくお――」
藍子「……!」
加蓮「魔法の、呪文……」
以下略
AAS
47
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/10/28(土) 15:44:59.55 ID:FZ7UfDux0
「せっかくですし、コラムに載せてやってくださいな」
藍子「あ……。そうだっ。私たち、カフェコラムを書くためにここに来ていたんでした!」
加蓮「あれ、藍子忘れてたの? 私はちゃんと覚えてたけどね」
以下略
AAS
48
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/10/28(土) 15:45:29.54 ID:FZ7UfDux0
――1時間後――
「これくらいで、よろしかったですかな?」
藍子「はいっ。いろんなお話を聞かせてくれて、ありがとうございました!」
以下略
AAS
49
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/10/28(土) 15:45:59.56 ID:FZ7UfDux0
「ほっほっほ。コラム、期待しておりますよ?」
藍子「頑張らなきゃ……! 一緒に頑張りましょうね、加蓮ちゃんっ」
加蓮「ふふっ。こんな面白くてすてきな、カフェとおじいさんの話だもん。いくらでも書けちゃうよ」
以下略
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