武内P「絶対にアイドルに手を出したりしませんッ!!」
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53: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/10/28(土) 21:59:13.30 ID:qZdx75aV0
楓「その……胸が小さくて、つまらないかもしれませんが」

武内P「そんなことはありま……ッ!!」

楓「……プロデューサー?」

武内P「いえ……なんでもありません」

楓「なんでもなくなくないですよね? 一瞬スゴイ勢いでしたよね?」

武内P(誰か……私を殺してください)

楓「良かった……プロデューサーは私の胸のことで、そこまで食いついてくれるだなんて」

楓「さあ、どうぞプロデューサー」

武内P「た、高垣さん?」

楓「鍵が必要なんですよね。どうぞ存分に探してください」

楓「探すフリをするだけでも、私は一向に構いませんよ」ニコ

武内P「あ――――嗚呼」

武内P(高垣さんのその笑顔を間近で見て……私は力なく悟りました)

武内P(もう、手遅れだと)

武内P(催眠療法の効果はいつ起きてもおかしくない時間となり、今私は高垣さんに心を奪われている)

武内P(もう――――誰のことも好きになることなく終わるという望みは、完膚なきまでに砕かれたのだと)



<プロデューサー、どこ!?

<ど、どうしよう! そろそろ時間じゃん!

<こ、こんなにカワイイボクを不安にさせるだなんて! 今出てきてカワイがるなら許してあげますよ!

<プロデューサーさん……プロデューサーさん……

<我が友ぉ! 我が友ぉ!

<み、皆落ち着こうよ!

<うわぁ。予想はしていたけど阿鼻叫喚だあ

<ウオオオオオ!! ボンバーッ!!!

<これだけのアイドルが相手なら、エターナルフォース・タチバナを使わざるを得ませんね

<あ、あり……じゃなくて、ストロベリー・アブソリュートクール・グランタチバナちゃん、どうか穏便に



武内P(周囲から迫りくる喧騒による死体蹴り。もしここを奇跡的に逃れられても、私は結局アイドルの誰かのことを――)

武内P(もう、私は終わり―――――――)





『諦めんなよ!!』





武内P「!!?」

楓「プロデューサー?」


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