武内P「絶対にアイドルに手を出したりしませんッ!!」
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50: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/10/28(土) 21:57:02.03 ID:qZdx75aV0
※ ※ ※


ガシャ、ズル、ズルズルズル――


武内P「……」

武内P(土下座の時に額が割れ、さらに階段から転げ落ちて服も体もボロボロ。極めつけは手首にぶら下がったままの手錠)

武内P(橘さんの言うとおり、まるで凶悪な逃亡犯のようです)

武内P「ですが……全身に奔るこの痛み、何より罪悪感と自己嫌悪。アイドルの皆さんへの煩悩は、さきほどの衝撃で全て吹き飛びました」

武内P「残り時間はあと5分から15分程度。あとはどこかに隠れて過ごせば、最悪の事態だけは防げます」

武内P「なんとか……なって……本当に、良か――」


ギュインッ


武内P「……え?」

武内P「今の音は……それに、手錠が勝手に浮き上がって……」

武内P「引き寄せられる!? まるで磁力!」

武内P「ハッ!」



杏『……変だなあ』

杏『手すりに繋がっている方の手錠は外せたから逃げられるんだけど、どうもこの手錠左右で作り方が違うみたいで……』




武内P(最初から……私が逃げることを想定していた?)

武内P(だとすると、この手錠に引っ張られるがままではようやく避けられたはずの最悪の事態に!?)

武内P「グ……ダメです。もう、力が」


ズザザザザアァ


武内P(手錠に引きずられ、着いた先には――)

楓「待ってましたよプロデュ――――え!?」





高垣楓
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