武内P「絶対にアイドルに手を出したりしませんッ!!」
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35: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/10/28(土) 20:47:48.84 ID:qZdx75aV0
※ ※ ※



杏「あー疲れた。もう一週間分の運動はしちゃったよ。今日は杏と一緒にダラダラしない?」

武内P「……双葉さんは今の私の状況について、ご存じでは?」

杏「ああ、あの与太話ね」

武内P「よ、与太話?」

杏「うーん、ちょっと現状を整理しよっか。面倒くさいけど」」

杏「プロデューサーは40〜50分という催眠療法の効果がでるまでの間で、一番意識した女性に惚れてしまう」

武内P「はい」

杏「志希の説明だと愛情以外の感情が増幅される可能性もあるけど……ぶっちゃけプロデューサー。さっきからドキドキさせられまくりでしょ?」

武内P「その……恥ずかしながら」

杏「べっつにぃ? 男として健全だから杏は気にしないよ」

杏「もうすでに20分以上が経過。効果が発動するまで最短で20分弱。誰を数年から数十年の間好きになり続けるかを、あと10分ぐらいで決めて、実行に移さないといけない」

杏「……だけどさ。そんあこと有り得るって思う?」

武内P「どういう意味ですか?」

杏「薬って何で定期的に服用し続けないといけないの? 効果が永続しないからでしょ」

杏「薬物療法じゃなくて催眠療法だから大丈夫? まさか。効果は長いかもしれないけど、だからこそ時間をかけて行う必要があるんだよ」

杏「定期的に何回も、患者のことを理解しつつ信頼も得ながら」

杏「志希がいくら天才だからって、ほんの少しの時間でこんな長期的な効果が生まれること、できるはずがない」

武内P「なるほど……」

武内P(突然の事態に加えて、説明の最中に目まいに襲われるという信じられないこともあって、有り得ないはずのことを全面的に受け入れていました)

杏「そもそもそんな危険な療法を施したのに、被験者の近くで経過を見守らないのもおかしいよ。ちょっとぶっ飛んでるところはあるけど、ここまで非人道的なことをするやつじゃないし、何より化学者としてデータを取りたいはず」

杏(まあプロデューサーが知らないうちに色んな計器を取り付けてるかもしんないけど)

武内P「……だとすると、一ノ瀬さんの目的はなんなのでしょうか?」

杏「手の込んだイタズラなんじゃない? 皆色んな手で今回の事態を知ったみたいだけど、志希から連絡を受けて知ったのは美嘉だけ。あの二人仲良いから、美嘉をからかおうとして事が大きくなったと思うけど」

杏「まあ時間が過ぎれば皆冷静になるから、それまでここで大人しく杏とぐうたらしてようよ」

武内P「……しかし」

杏「理屈では大丈夫とわかっても、万が一のことを考えると不安?」

武内P「ええ。このまま双葉さんとここに一緒にいますと、もしかすると私は双葉さんのことを……」

杏「んー、じゃあこうしよっか」





杏「そうなったら杏と結婚しよう」


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