武内P「絶対にアイドルに手を出したりしませんッ!!」
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◆SbXzuGhlwpak
[sage]
2017/10/28(土) 14:42:52.57 ID:qZdx75aV0
武内P「それは……ぞっとしますね」
志希「んっふっふっふ。じゃあもっと怖いことを話そうかー♪」
志希「感情が増幅されるわけだから、効果が出るまで無感情でいたら効果は無いに等しいんだけど……誰かにイライラしてたらずーっとその人のことが嫌いになっちゃったりするわけ」
武内P「……そうなったら、気が狂いかねません」
志希「そうならないための名前と色。惚れ薬だよ? ピンク色だよ? そんなもの飲んじゃったら、効果が出るまでドキドキのワクワクで、目の前にいるあの娘とか、普段から気になってたあの娘についてあれこれ考えちゃってにゃはーっ! ってなっちゃうよね?」
武内P「なるほど。意識を負の感情ではなく、正の方に向きやすいようにするわけですか」
志希「まあ行き過ぎた愛情だってお互いを傷つけちゃうかもしんないけど、まゆちゃんを見てると結果オーライかなって」
武内P「あの……まゆPは担当アイドル、それも未成年に手を出すまいと必死なんですよ」
志希「にゃははっ。諦めちゃえば楽になれるし幸せなのにねー」
武内P「……一ノ瀬さん」
志希「あ、ごめん怒らせちゃった? ごめんねー。あたしも女の子だから、ついついまゆちゃんを応援しちゃうんだー」
武内P「いえ、悪気が無いようですし」
志希「んー、それは甘いんじゃないかなあ? あたしって悪気無しで酷いこととかしちゃうタイプだよ」
武内P「それは世間の尺度と照らしてのことで、貴女は自身の良心を裏切りはしないでしょう」
志希「……」
武内P「一ノ瀬さん?」
志希「ふーん、そうやって美嘉ちゃん口説き落としたんだー?」
武内P「く、くど!?」
志希「にゃははっ。冗談だって。さて、話をもどそっか」
志希「この薬かなり自信があるんだけど、サンプルデータがまだまだ足んなくてね。キミにも協力してほしいな〜」
武内P「……その、申し訳ありませんが」
志希「まだダメ?」
武内P「小日向さんではありません」
志希「そっかー、ダメなんだ」
武内P(妙ですね。あまり気落ちした様子に見えません。駄目元の頼みだったのでしょうか)
志希「あ、ごめんごめん。頼み方を間違えちゃってたよ」
武内P「……?」
志希「協力してもらってるから」
武内P「〜〜〜〜〜っっっ!!?」ガクッ
武内P(体に……力が、入らな――!?)
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