30:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:52:30.55 ID:jtprKQxnO
梓「え、あの……──」
──フッ……
梓(灯りが消えた! 真っ暗……自分の手さえも見えない……)
梓「先輩、いますか? いますよね?」
「 うん、いるよ」
梓「わ、声はすぐ側に聞こえるのに、姿はちっとも見えない」
「 不思議だよね 」
梓「え、ええ……それはいいんですが、新しいルールって何をどうしたら……?」
「 …… 」
梓「先輩?」
「 …… 」
梓「せ、先輩? どうして黙って──」
「 フゥ〜〜 」
梓「ひゃっ!?」
梓(……!? 先輩が私の耳に息を吹きかけた!?)
梓「な、なにを──」
「 えい、えい 」 ツンツン、コチョコチョ、
梓「あひ! あひゃひ、なにするんですかぁ!」
「 ──きひ、いひひ…… 」
梓「へ……」
梓(……)
梓(え!? 今の先輩の笑い声!?)
梓「な、なんですかそのヤンチャな笑いかたは──ひゃぁ!? 今度はおしり!?」
「 にしし 」サワサワサワ、
梓「もう! 先輩!」
梓(べ、勉強のしすぎでおかしくなっちゃったのかな)
「 きゃぁは、いししししっ……」
梓(ま、まぁ先輩が楽しそうにしてくれてるのは嬉しい……だけど……!!)
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