【ガルパン】しりしまい
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28:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:51:14.98 ID:jtprKQxnO
みほ「ウサギさんチームの皆、とっても強くなったね」

梓「えへへ、嬉しいです。……じ、じゃあ、褒めていただということで、私のこと『お姉ちゃん』と!」

みほ「ふふ……私達の4号をちゃんと撃破する事ができていたら、考えてあげたかもしれないんだけどね」

梓「うぐ」

みほ「でも、梓ちゃんの指揮は本当に立派だったよ。少しだけ……お姉ちゃんみたいだった」

梓「むむ、光栄です」

梓(けど、あくまで『お姉ちゃんみたい』どまりなんだよねー……はぁ〜)


 ────────────。



梓(西住先輩達三年生は本格的に引退をし、年が明け──先輩達と直接会う機会もだんだんと減っていった)

梓(私の心は慎重にバランスを保ちながら、少しづつ諦めを受け入れていく。それでいいんだと思う。失敗を認めることまた、きっととても大切な事で──)

梓(私は、先輩のお姉ちゃんにはなれなかった。けど──それが今の私の実力なんだ。もっと、頑張らなきゃって、事なんだ)


 ──ピリリリリ、ピリリリリリ



梓(ん、携帯電話が鳴ってる。誰だろ)


 ──ピリリリリ、ピリリリリリ


梓「あ、西住先輩から……?」



 ────────。



 ……ワイワイガヤガヤ……


梓「ブラックボックス展……ですか」

みほ「うん。一昨年の秋のお祭りになるのかな。その時にも一度入ったことがあるんだ。とっても面白いんだよ」

梓「へぇ〜」

みほ「行こ!」

梓「わっ、先輩、は、はしゃいでますね」

みほ「最近ずーっと勉強しかしてなくて、今日は久々の息ぬきなんだもん!」

梓「あはは、お供させていただきます! 先輩、誘ってくれて、とっても嬉しいです!」





──────




ペパロニ「おぉ、大洗の隊長と副隊長だ」

梓「ペパロニさん」

みほ「こんにちは。けど私はもう『元』副隊長ですよ」

ペパロニ「そうだった……お互い寂しいねぇ」

みほ「はい、とっても」

梓「あの、ペパロニさん受験勉強は……」

ペパロニ「たまには祭らなきゃ勉強なんかやってらんないよ」

梓「いいのかなぁ……」


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