梓「西住先輩のお姉ちゃんになりたいんです!」 みほ「そっかぁ」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/10/25(水) 22:37:00.79 ID:2eEm5jVLO
みほ「うん。ウサギさんチームの皆、とっても強かったよ」
梓「えへへ、嬉しいです。……じ、じゃあ、褒めていただということで、私のこと『お姉ちゃん』と!」
みほ「ふふ……私達の4号をちゃんと撃破する事ができていたら、考えてあげたかもしれないんだけどね」
梓「うぐ」
みほ「でも、梓ちゃんの指揮は本当に立派だったよ。少しだけ……お姉ちゃんみたいだった」
梓「むむ、光栄です」
梓(けど、あくまで『お姉ちゃんみたい』どまりなんだよねー……はぁ〜)
────────────。
梓(西住先輩達三年生は本格的に引退をし、年が明け──先輩達と直接会う機会もだんだんと減っていった)
梓(私の心は慎重にバランスを保ちながら、少しづつ諦めを受け入れていく。それでいいんだと思う。失敗を認めることまた、きっととても大切な事で──)
梓(私は、先輩のお姉ちゃんにはなれなかった。けど──それが今の私の実力なんだ。もっと、頑張らなきゃって、事なんだ)
──ピリリリリ、ピリリリリリ
梓(ん、携帯電話が鳴ってる。誰だろ)
──ピリリリリ、ピリリリリリ
梓「あ、西住先輩から……?」
────────。
……ワイワイガヤガヤ……
梓「ブラックボックス展 in アンツィオ……ですか」
みほ「うん。一昨年の秋のお祭りになるのかな。その時にも一度入ったことがあるんだ。とっても面白いんだよ」
梓「へぇ〜」
みほ「行こ!」
梓「わっ、先輩、は、はしゃいでますね」
みほ「最近ずーっと勉強しかしてなくて、今日は久々の息ぬきなんだもん!」
梓「あはは、お供させていただきます! 先輩、誘ってくれて、とっても嬉しいです!」
──────
ペパロニ「おぉ、大洗の隊長と副隊長だ」
梓「ペパロニさん」
みほ「こんにちは。けど私はもう『元』副隊長ですよ」
ペパロニ「そうだった……お互い寂しいねぇ」
みほ「はい、とっても」
梓「あの、ペパロニさん受験勉強は……」
ペパロニ「たまには祭らなきゃ勉強なんかやってらんないよ」
梓「いいのかなぁ……」
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