【デレマス】タクシー運転手「お客さんはアイドルとプロデューサー その3」
1- 20
18: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/24(火) 00:40:17.94 ID:nVh1654C0
さっきのラジオの内容からして楓さんが何したいかだいたい分かる。

楓さんも多分俺が察してることを分かってて言ったのだろう。アンタ絶対酔ってないだろ。

楓さんの緑色の右目がバックミラー越しに俺に訴えかけてくる。
以下略 AAS



19: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/24(火) 00:40:57.16 ID:nVh1654C0
「そうですね。FMにでもしましょうか。」

Pさん「え、ちょっ」

楓さん「お願いします♪」
以下略 AAS



20: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/24(火) 00:41:35.21 ID:nVh1654C0
それから俺は目的地に着くまでバックミラーどころかサイドミラーすら見なかった。

多分タクシー運転手になってから、いや、人生で一番危ない運転だっただろう。


21: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/24(火) 00:42:37.64 ID:nVh1654C0
なんとか事故らず目的地に着くことができた。

Pさん「ほら、家に着きましたよ。僕が支払いますから楓さんは先に降りて下さい。」

先に降りた楓さんを見た後、俺は料金を受け取る。


22: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/24(火) 00:43:09.58 ID:nVh1654C0
料金を受け取る時に、

Pさん「僕から告白したかったのに」

と言われた。ありゃ、そりゃ悪い事したな。


23: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/24(火) 00:43:53.28 ID:nVh1654C0
楓さんを背負って楓さんの自宅のマンションに入っていくPさんを俺は見送り、

まだまだ夜はこれからと思い、次のお客さんを求めてタクシーを再び走らせた。

雨はやんでた。


24: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/24(火) 00:44:22.73 ID:nVh1654C0
〜二日後 月曜日〜

俺は会社の休憩室でテレビを見ていた。

テレビ「先週の金曜に行われた高垣楓さんのライブは2万人の観客を動員し━━」
以下略 AAS



25: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/24(火) 00:45:06.65 ID:nVh1654C0
もしこのファンたちがこの前の車内の中の出来事を知ったらどうなるのか。俺には想像できない。

しかしよく車内であんな事したもんだ。いや、見てないけど。

なんであんな事できたのだろう。俺なりに考えてみた。


26: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/24(火) 00:46:33.65 ID:nVh1654C0
多分だが、

他の物を全て失ってでも、プロデューサーが欲しかったのだろう。

それほど彼女はプロデューサーのことが好きだった、だからタクシーの中でも告白できた。
以下略 AAS



27: ◆RSTRDcqbEQ[saga]
2017/10/24(火) 00:52:46.62 ID:nVh1654C0
終わりです。

この作品を書き終えた時に
@楓さんなのにダジャレ言ってない。
Aこういう時って社用車使うよね。
以下略 AAS



28Res/10.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice