アンチョビ「黒森峰諸君!ノリと勢いとパスタの国からドゥーチェ参戦だーっ!」
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89: ◆t8EBwAYVrY[saga]
2017/12/03(日) 23:21:49.32 ID:wLJVU3Ev0
まほ「ところで、アンツィオの件はどうなっているんだ?」

ペパロニ「それがもーてんやがわんやでにっちもさっちもどーにもブルドックなんでさぁ!すぐにでも姐さんに戻ってもらって場を治めてもらわないと、もうどーにもとまらないッス!」

アンチョビ「うむむ・・・やはり私が行かねばならんか・・・」

まほ「ならば明日の朝、アンツィオ行きの船を手配しよう。ペパロニ、君も今日は泊まっていけ」

ペパロニ「ウッス!キョーシュクッス!ドゥーチェを呼びに来たら黒森峰にお泊まりなんて〜!あのウマイソーセージやハムをまた食べれるなんてカンゲキッスよ〜!」ハムソーセージ オーイシソォー♪

アンチョビ「あーペパロニ、ここの食事はヒジョーにチョビっとしかないんだ。お前が期待しているようなモノは――」

エリカ「ああ、それウソだから」

アンチョビ「――・・・・・・ん?」

エリカ「ウチ、いつもはちゃんとお腹いっぱい食べてるわよ」

アンチョビ「・・・んん?」ハテ?

エリカ「明日帰るんだからネタバラシするけど、あなたがウチに短期転校するってことでちょっとお芝居してたの。食事を少しにしたり、練習をいつも以上にハードにしたり」

アンチョビ「は!?」

まほ「すまん安斎。あえて黒森峰を過酷な環境だと偽っていた。自由も娯楽も無い学園を、お前がどんな風に改革するかを試したかったんだ。だから隊長の権限を与えた」

アンチョビ「ぬゎんだと!?じゃあチョビっとのご飯も、異常にキビシイハードトレーニングも、遊びも何も無い学園艦だってのもぜーんぶウソなのか!?」

まほ「そうだ。すまなかった」

エリカ「だからサンド作る食材もちゃんとあったのよ。隠してて悪かったわね。でもいくらなんでも女子高生が何の娯楽も無い上にあんな食事だけなんてキツすぎるでしょ」

アンチョビ「だ、騙したなァ〜!・・・でもよかった、黒森峰の皆はほんとはしあわせに過ごしてるんだな。安心した」

エリカ「あんたイイ奴すぎるわねホント」


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