アンチョビ「黒森峰諸君!ノリと勢いとパスタの国からドゥーチェ参戦だーっ!」
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82: ◆t8EBwAYVrY[saga]
2017/11/29(水) 22:33:58.16 ID:e7K2ugUC0
アンチョビ「元はと言えばアンツィオの皆に私抜きでもやっていけるように促そうと短期転校したんだが、そんなことになってるなら戻らないとなぁ」

エリカ「・・・大した隊長よね。それだけ慕われてるなんて」

ペパロニ「そりゃーもう!アンタもドゥーチェと一緒にいたらわかるっしょ?ドゥーチェがどんなにスゲー人かって」

エリカ「・・・・・・そう・・・そうね。最初は気に食わなかったわ。隊長と仲良さげだし、意味も無く元気だし、うるさいし、厳格な黒森峰を舐めてるみたいに思えて・・・」

 Σアンチョビ<ガーン!

エリカ「でも、ヘトヘトになりながら練習についてきて、でも弱音も吐かなくて、そのくせ皆のこと気にかけてて・・・正直、見直したと言うか・・・いつの間にかあなたのことを認めてたみたい」

 ☆アンチョビ<パァー!

エリカ「アンツィオの皆から慕われてるのがよくわかるわ。西住隊長とは違う種類の・・・立派な隊長だと思う」

ペパロニ「おおー!よくわかってるッスねー!そうッスよ!アンチョビ姐さんはすげー隊長なんスから!」

アンチョビ「・・・そ、そんなにホメられるとさすがに私もリアクションに困るんだが・・・」テレテレ

エリカ「・・・・・・聞いて。私は・・・来年度、黒森峰戦車道チームの隊長に就任するわ。確定したわけじゃないけど、ほぼ決まってるの。現副隊長だし、実力的に見てもそうよ」

ペパロニ「おっ、自分で言うとは大した自信ッスねー」

エリカ「周りの皆もそう言ってるし、実際私以外には候補になりそうな子もいないの。でも・・・私自身もわかってる。私は、隊長に相応しい器じゃない」

エリカ「こんな性格だから反感も買うし、チームの皆から慕われてるわけでもない。戦車道が強いだけ・・・西住隊長のように立派な隊長の後継に相応しくないの・・・」

エリカ「そんな私の悩みを見抜いた隊長は、仲間を率いる者の何たるかを学ばせるために、私を安斎隊長代理の側に付かせたんだと思う。どう振る舞えば仲間に慕われるかを」

ペパロニ「それで答えは出たんスか?」

エリカ「ええ・・・仲間や後輩に慕われる隊長になるコツ・・・・・・それは・・・おいしい食べ物を配って餌付けすること!」

アンチョビ「ひどいぞ!」


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