みほ「急用ができました」優花里「えっ」
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12: ◆.dsCc9AhxA[sage saga]
2017/10/18(水) 19:02:22.61 ID:gpsa2en60
しほ「ですが、西住流の頂点に立ち、西住流を体現し、西住流を背負って立たねばならない私は……母親ということを忘れねばならないときもあるのです」

優花里「……」

しほ「非常識。母親として失格。自覚はしているのですが、この地位に着くまでに多くの人間を倒しその屍を踏んできました。敵をつくり過ぎました」

しほ「……隙を見せれば、みほとまほもろとも、何もかも奪われてしまうかもしれないのです。……言い訳ですね」

優花里「……はい。言い訳です。みほさんとちゃんと話し合うことくらいは許されるのではないでしょうか…」

しほ「うん、そうよね…」

優花里「わたしはただの一般家庭の娘です。見える世界は違います。出過ぎた意見であることに変わりはありませんが…」

しほ「いいのよ、ありがとう。あなたが友達でみほは幸せね」

優花里「あ、ありがとうございます…///」


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