11: ◆.dsCc9AhxA[sage saga]
2017/10/18(水) 19:00:59.19 ID:gpsa2en60
チック タック チック タック
優花里(わ、話題が尽きたぁ〜……どうすればいいんでしょう……)
しほ「……お茶は冷めていないかしら」ズズー
優花里「あ、お気遣いありがとうございます。大丈夫です。むしろわたしが淹れます!」
しほ「落ち着きなさい。あなた茶葉の場所とかわからないでしょ」
優花里「そ、そうでした…」
しほ「肩の力を抜きなさい。今の私は西住流家元ではなくみほの母親で、あなたはゲストなのですから」
優花里「肩の力を抜けですか……。……わかりました、お言葉に甘えさせていただきます」
しほ「どうぞ」
優花里「……あの」
しほ「なにかしら?お茶のおかわり?」
優花里「いえ…。家元殿は西住殿、ああ、みほさんのことが、その…心配なんですよね?」
しほ「……親ですからね」
優花里「…………部下に見張らせたりするよりもご自分で、その…心配してるということを伝えてもいいのでは?」
しほ「……」ダァン!
優花里「!?」ビクビクッ
優花里「い、いえ!あの、で、出過ぎた発言をしてしまいました!まことに申し訳ございません!!」ドゲザ
しほ「……いえ、あなたは正しいことを言っています」
優花里「へ?」
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