ほむら「杏子はいつも何をしているのかしら?」
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57:名無しNIPPER[saga]
2017/12/04(月) 20:17:16.54 ID:/BebSphx0
まどか「うわお」

ほむら「親の理想を子に押し付けるのは嫌よね」

杏子「全くだ。その言葉親父に聞かせてやりたいよ!」

杏子「親父ー! 聞いてるかー? あたしは餡子が苦手なんだよー! 親の都合を子に押し付けてんじゃねーよー!」

杏子父『すまぬ……出来心だったんだよ……』

杏子「聞いてたんかい!?」

まどか「杏子ちゃん壁に向かって話しかけてる……」

ほむら「そっとしておきましょう」

杏子「親父……あたしのことずっと見てくれてたんだ……」

杏子父『ああ。いつでもどこでもずっと見ていたよ……』

杏子「お風呂も?」

杏子父『ああ。大きくなったな、お前も』

杏子「……サイッテー」

杏子父『う、ううう嘘だよ』

杏子「だよな、親父がそんなことするわけねえもんな」

杏子父『も、ももももちゅろん』

杏子「もちゅろんってなんだよw はは」

杏子父『おっとそろそろ行かなくちゃいけないね』

杏子「もう行っちまうのか?」

杏子父『ごめんな、時間がないんだよ。またいつか会おう』

杏子「や、やだよ。待って、まだ話したいことがたくさん……せっかく会えたのにっ」

杏子父『ごめん、待てないんだ。でも、そんなに待てないのなら』

杏子父『一 に 来 る か い ?』

杏子「うん、ずっと一緒n」

まどか「杏子ちゃんしっかりして!」

杏子「うおっ」

杏子父『チッ、……ずっと見ているからね。これからも、いつまでも』

杏子「うん! ってあれ、なんであたし立ってるんだ? この紐はなんだ?」

ほむら「さっきからあなた、どこに話しかけてたの?」

杏子「親父が来てくれたんだよ!」

まどか「杏子ちゃんさっきふらふらと首をつりそうになってたんだよ」

杏子「えっ……」

ほむら「気をつけなさいよ。あなた狙われてるかもしれないわよ」

杏子「まさか。気を取り直して次、まどかの苦手だ」


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