【ミリマス】その仕事場は(プロちゃんにとって)タブー
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30: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/10/20(金) 06:40:17.27 ID:BDU4dsSw0
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そして時が過ぎること数十分。茜ちゃんたち二人は今、
最初に出会ったフードコートの隅の席に座ってぼんやり人混みを眺めてた。

テーブルの上には冷めたポテトに丸められたハンバーガーの包み紙。
それから新しく増えた紙袋も。

緩慢な動作で食後のコーヒーを一口すすり、プロちゃんがポツリと呟いた。

「しっかし……驚いたな」

「うん、驚いたね」

「星梨花が真っ赤なブラを持って来た時は――」

「茜ちゃんもとうとう勝負下着の一つや二つ、持つべき時が来たと思ったよ」

「……結局買ったし」

「断れないじゃん」

「お金も俺が払ったし」

「ホンマ、アニキおおきにやでっ♪」

「全くこいつにはかなわんわー……」

でもプロちゃん、参ったように頭を掻くとスッと椅子から立ち上がって。

「あれ? プロちゃんどこ行くの?」

「トイレ。そろそろ星梨花が上がりだから」


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