【ミリマス】その仕事場は(プロちゃんにとって)タブー
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2: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/10/17(火) 20:25:40.18 ID:g3TGHoLO0

「なになに? プロちゃんってばフードコートの雑踏で、ぼっちな休日を紛らわし中?」

「……人と会うなり失礼な奴め。仕事中だよ仕事中、このカッコ見ても分からんのか?」

相手の向かいに座ったら、買い物袋は横に置いて。
からかうようにこっちが訊けば、向こうは不敵な笑みでそう返した。

ん、でもでもプロちゃんその台詞は、ちょーっと無理があるんじゃない?

「お仕事? まさか! いつものスーツ着てないのに?」

そう! そうそう、そうなのだ!
今目の前に座るプロちゃんは、いつもの見慣れたスーツは着てなくて。

Gパンジャケット似合わない眼鏡、空いてる席にはリュックサック。
……随分ラフな恰好で、普段のプロちゃんには見えないもん。

例えるなら売れない俳優やってそうな、親戚の若いおにーさん?
……なーんて、こっちの物言いたげな視線に気がついたプロちゃんは言い訳するようにキザに笑い。

「俺だってすぐにバレないよう、スーツを着ない仕事だってあるさ」

「なるほどなるほど変装だね。わざわざお仕事をサボる為に自分の個性を手放して……プロだね。プロちゃんサボりのプロ!」

「おい茜、俺の個性はスーツなのか?」


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