5: ◆BAKEWEHPok[saga]
2017/10/17(火) 15:28:08.40 ID:aFQ70cXAo
数日に渡る訓練の途中、フラフラになっている立香が食堂の机にへばりついた。
時刻は15時頃で、今日はあと一つ訓練が待っている。
「お疲れのようだなマスター。休憩にお茶でもどうだ」
6: ◆BAKEWEHPok[saga]
2017/10/17(火) 15:28:37.76 ID:aFQ70cXAo
「嬉しいけど、とても実戦はできそうにないよね……レベルの低いスケルトンはともかくとして
もっと強い相手と闘えるようにはどれだけかかるか……」
「そうだな。間に合いそうにない」
「うん……強くなるよりも前に特異点が全部壊れちゃいそうだ。
しかも多少強くなったとしても、きっと勝てない相手のほうがずっと多い」
7: ◆BAKEWEHPok[saga]
2017/10/17(火) 15:29:21.29 ID:aFQ70cXAo
(……すれ違いがなんとも可愛らしいものだ)
立香は戦いでは守られていると思い込み、マシュをどれだけ勇気づけているのかわかっていない。
マシュ本人が、逆に守ってもらっていると思い詰める時があるのも気づいていないのだろう。
つまるところ、戦う訓練自体が的外れのようなもの。だがそれを若さ故の過ちと責めるのは筋違いだ。
8: ◆BAKEWEHPok[saga]
2017/10/17(火) 15:34:40.99 ID:aFQ70cXAo
終了
マスターはエミヤとの縁があるかなーとか思って書きました
それ以上にジャガーマンの書きやすさに驚いたり
9:名無しNIPPER[sage]
2017/10/17(火) 21:25:56.31 ID:dEYRH7XW0
乙、思ったより面白かった
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