【モバマスSS・北条加蓮】《今に至るまでの話》
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20: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/17(火) 06:15:00.24 ID:829Qgmpy0
しばらくすると加蓮に仕事が来た。
ミニライブの仕事だった。
ライブ前日、加蓮は不安を感じていた。
21: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/17(火) 06:15:35.63 ID:829Qgmpy0
緊張と寝不足で身体は思うように動かなかった。
ライブ中、加蓮は倒れた。
目の前が反転して、白くなった。
22: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/17(火) 06:16:05.22 ID:829Qgmpy0
悔しくて泣いた。
帰って休めという言葉は正しかった。
裏切ってしまったと泣いた。
23: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/17(火) 06:16:49.30 ID:829Qgmpy0
帰りの車の中でプロデューサーは加蓮を叱った。
「休むことも大事な仕事だ」
その後でプロデューサーは謝った。
24: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/17(火) 06:17:18.35 ID:829Qgmpy0
ライブの日から加蓮は愚痴を漏らさなくなった。
以前よりも素直になった。
体力は相変わらずなかった。
25: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/17(火) 06:18:00.26 ID:829Qgmpy0
頑張れるんだと初めて知った。
まだ何もできるようになったわけではない。
結果を出したわけでもない。
26: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/17(火) 06:18:31.41 ID:829Qgmpy0
加蓮は集合場所に向かって歩いていた。
数ヶ月前に組んだトライアドプリムスのメンバーも一緒だった。
凛は先に集合場所に着いていると連絡が来た。
27: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/17(火) 06:19:23.02 ID:829Qgmpy0
奈緒は歩くペースを緩めた。
加蓮に合わせてくれた。
「仕方ねえな」とため息をついた。
28: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/17(火) 06:23:09.53 ID:829Qgmpy0
以上です。
お付き合いいただきありがとうございました。
定期的に書きたくなるシリアスです。以前も似たような雰囲気の話を書いてます。よろしければ読んでみてください。
29:名無しNIPPER[sage]
2017/10/17(火) 08:44:09.32 ID:1eS63muJO
なんでいつも「頬」が出ないんだあなたは
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