高垣楓「純情な恋する乙女なんて如何でしょうか?」
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26: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/10/18(水) 19:36:07.93 ID:nmXeqSyFO
「さて、お疲れ様でした」
「はい。お疲れ様です、プロデューサーさん」
今日の業務を終え、帰る支度をささっと済ませ部屋を出た。
本日の天気は曇り。
昨日一昨日と連日雨続きだった為、曇りですらも過ごしやすく感じてしまう。
とはいえ寒さは昨日以上で、コートと手袋が手放せない。
最寄りから家までの間に肉マンを買いたくなってしまうような夜の事。
人のいない廊下を歩いて、エレベーターで1階へ向かい。
ロビーを抜けて建物の外へと出ようとしたが……
「雨降ってるじゃん……」
なんてこった、神は死んだ。
一応折り畳みは持ってきているが、雨の中歩かなきゃいけないのは気が滅入る。
せめて駅に着いてから降り出してくれていればよかったのに。
仕方がない、走るか……とため息を白い蒸気に変えようとしたところで。
「あ……お疲れ様です、プロデューサー」
担当アイドル、高垣楓の姿を見つけた。
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