高垣楓「純情な恋する乙女なんて如何でしょうか?」
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10: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/10/16(月) 20:43:32.95 ID:G+tFTeWDO



「くしゅん」


 咳をした。

「すみません、プロデューサー。冷えてきたのでシャワー浴びてきますね」

「あ、あぁはい。体調気を付けて下さいね」

 バタン、と。
 そのまま言ってしまった。

 ……なんだったんだ。

「なんだったんだ?!」

 俺の純情を弄んだだけだったのだろうか。
 その後の仕事は、若干誤字が多くてちひろさんに微笑まれた。
 目は笑っていなかった。





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