302: ◆nd9x4dt9shCh[saga]
2017/12/16(土) 21:54:48.23 ID:vdFpCGnP0
真宮寺『……』
王馬『……対照的に、真宮寺ちゃんは興味薄そうだね。おっぱい嫌いなの?』
真宮寺『別に、そういうわけじゃないヨ。ただ……僕としては、人の美しさというのは外見だけで決まるものでは無いと考えているからネ』
真宮寺『見た目の美しさは必ず、加齢によって徐々に失われてしまうもの……そんなものに、人間の価値の重きを置きたくないんだヨ』
真宮寺『確かに、入間さんは容姿だけなら、女子の中でも上位を争うだろうネ』
真宮寺『だけど……『それ以外』が……ちょっと残念すぎる気がするなァ……』
天海『まぁ……言いにくいっすけど……かなりぶっ飛んだ性格してますからね』
星『……あの恵まれすぎた容姿を……あのイカれた言動で全部台無しにしやがるからな。全く、勿体ねぇやつだ』
百田『アレで性格まで良かったら、全く非の打ち所がなかったかもしれねぇな。アイツの性格を知った今となっちゃあ想像できねーけどよ』
最原『もしそうだったら、今頃学園内外から引く手あまただったろうね』
王馬『実際の入間ちゃんは、性格の酷さのせいで、容姿のアドバンテージを0……いや、マイナスにしちゃってるもんね』
王馬『普通の学校だったら、間違いなく腫れ物扱いだったね!でも……』
星『それに関して言えば……正直他の連中も似たようなもんだからな。俺も含めてな』
最原『ここ、才囚学園は、そんな極端な個性も受け入れてくれるところだからね。確かに、入間さんの言動にはうんざりさせられることもあるけど……』
最原『だけど僕は、それもアリなんじゃないかと思うよ。あんな性格の彼女だからこそ、生み出せた発明品だってあったはずだ』
最原『おとなしくしてれば非の打ち所の無い美少女……なんて称号は、彼女には必要ないんじゃないかな』
真宮寺『既に自分の事を非の打ち所がない完璧な存在……と思いこんでいるようだからネ』
最原『は、はは……棘があるね真宮寺君』
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