97:名無しNIPPER[saga]
2017/12/09(土) 10:43:39.17 ID:w8z7tdGAO
転校生「──それよりも、男サン。そんな終わった話よりも今の話をいましょうよ」
男「なにかな?」
転校生「それ、なんです?」ビシッ
「……………」ちーん
男「放送室の唸り声。脅して色々と聞き出してた、でも無理したら気絶してしまったよ」スタスタ
転校生「ありゃ〜…これはこれはご愁傷様ッス…」ナムナム
男「ちょいと後ろに崖があるぞ、落ちるぞ、ってイタズラに冗談で言ってたんだけどね…」
男「夜目が聞かなくなってたみたいだ。おや? 耳から血…鼓膜が破れてるのか、なるほどそれでか…」
男(カメラフラッシュに効果があったようだ。お互い様だ、テレビで夜目を下げてきた彼女も同類)
「男ぐぅうううん”! だいじょーぶぅううう!?」
男「委員長…」
転校生「一番アナタを心配してましたよ。私まで普段以上のやる気出ちゃいましたから」ニコニコ
男「…偽りのない言葉だと思う?」
転校生「疑うので? ま! 嘘でも真でも、土壇場じゃ言ったもん勝ちってな所あると思いません?」
男「……。ああ、そうだね」
転校生「それじゃーあ、みんなで楽しく帰還しましょう!」
第三話 終
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