転校生「貴方の体質を教えてください」男「…」
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58:名無しNIPPER
2017/11/07(火) 17:10:11.94 ID:2TY5PUanO
男「そう、よく見て見るんだ。そうじゃない、入力側じゃなく……出力側だよ……」ボソボソ

『……!? 土が、埋め……!?』

男「──僕からのプレゼントだ、唸り声。そのトランシーバーは出力側、即ち【僕の声が聞き取りづらいものとなっている】」

委員長(さっき男くんがやってたヤツ!?)

男「おや? さすればこれはおかしな話だ、ミス唸り声。君はなぜ僕の小言を聞き取れたのだろう?」

男「耳が良い? それは素晴らしい、では僕達の光景を随時追い続けられる? それは無理だろう?」

男「君は【僕達の声を聞き取れるだけだ、遠くから声の位置……または音を認識できる程度のタイプホルダーなのだろう?】」

『ち、違う! 私は君がいる場所を把握できている……!! なにをしても無駄! 無駄無駄! さっさと諦めろ!』

男「話を戻そうか。答えてくれ、じゃあ委員長は【どこにいる?】」

『!! 貴様のすぐ横だ…!』

男「違う。君のすぐ側だ」

『嘘だ! あり得ない! …君と化物と委員長! その三人でそこにいる!』

男「違うよ、違う。君と一緒に中庭で君の姿を陰ながら覗いているんだよ」

『違う違う違う!! 私の体質は完璧だ! そう【言われたし頑張れって応援された!!】』

男「………。君の体質は残念ながら見破られた、僕にはわかっている」チラ

転校生「……………」ニコ

男「放送室の唸り声。お前は完璧じゃない、だから僕たちはこれから追い詰める。追いかける、…そして正体を暴き、阻止する」

『できやしないッ!!!』

男「喧嘩を売る相手を間違えたようだね。どう、誰に唆されたのか知らないが君はこれから負けるんだ」

男「……宣戦布告だ、よくよく考え、行動しろ。そして最後に一つ報告だ」パッ

委員長「ぷはぁっ!」

男「どうぞ。言いたいことがあるなら言っていいよ」スッ




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