3:名無しNIPPER
2017/10/13(金) 01:49:48.48 ID:Wf/WO6WqO
【これは大げさな表現ではなく、本当に人類はそう悟ったのだ。】
【──人は、次なるステージへと上る時代が訪れたのだと】
男「それで? 委員長はなぜ俺を探してたの?」
委員長「わっ、忘れてたァー! そうだよ、来るんだよ真っ昼間から! しかもこのご時世に!」
男「落ち着いて」セイセイ
委員長「落ち着いていられますかネ! ゴホン、ごめん落ち着くよ、うん」コホン
委員長「──実は、今日は珍しいことにホームルームがあります」
男「それは珍しいことだ」
委員長「全然そう思ってない顔してるね! でも聞いたら驚くぞお、なぜかって言うとォ───」
〜教室〜
男(…本当に珍しいことだった)
転校生「ハジメマシテ☆ 今日から皆様と半年間ほどだけ仲良くさせてもらおうかと思ってる私の名前は──」
男(転校生、って。ほんとに来たんだ、この先のない学園に)
転校生「ってなカンジでぇ〜ぐふふ! 頑張ってゆきますので、よろぴこお願いします!」
パチパチ… パチ…
男(おざなりの拍手。そりゃそうだ、半年後に学園は廃校になるんだから)ぱちぱち
転校生「んふふ〜」ニッコニコ
男(気にしてない様子…キャラが濃いな…)
転校生「じゃあじゃあ、私ぃに質問あるかたー? どなたかー? いますー?」シュピッ シュピッ
「それじゃ、はぁい」
転校生「ドウゾ! なんだって聞いちゃって下サイ! なんだって答えちゃいますから!」ニィー!
「転校生さんはぁ、どーしてこの学園に転校したんですかー?」
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