132:名無しNIPPER
2019/03/03(日) 21:06:13.57 ID:QyMy4a00O
転校生「? なんです?」ニコニコ
眼鏡(わかってんのか。あたしは敵、あんたらと立場が違うどころか【生きている場所さえ違う】ってこと、理解してるのか)カパリ
ぽち ぽちぽち
眼鏡(つーのに協力関係? あたし含め、放課後で学園外を見に行こうだって? …呆れる、緊張感がまるで無い)ポチポチ
転校生「こうも堂々と無視して携帯を弄られてしまうと、些かむかつきも湧きにくい! やりますね!」
眼鏡「悪魔。あんたはそれでいーわけ」
転校生「なんです? 急に? あと、わたくしに向けて『悪魔』と呼ぶには少々と役不足ですよ」
眼鏡「ハッ! じゃあなんだ、あんたは世界を救いに来た天使とでもいいたいのか?」ヒッハハ
転校生「おしいッ!」
眼鏡「……あん?」
転校生「天使とやんや、悪魔とよいしょと。世界全土と恐れ忌避され、畏怖を込め、数多と呼ばれまくったわたくしですが…」
転校生「断言します。わたくしは、その程度の存在意義でこの世に存在し、あなた達と行動を共にしておりません」
眼鏡「どういう意味だ……?」
転校生「【運命】なのですよ、これは。抗いようもない、世界のね」
転校生「運命とはつ・ま・り! カミサマです! 古今東西、津々浦々。どこもかしこも見たくても見えない未来調和はカミサマがご活躍!」
転校生「カミサマの意義は? それは運命の選択! わたくしは運命を司り、収縮し、瓦解させて、ここにいます!」
眼鏡「………」
転校生「不思議に思われます? そーでしょう! それが正しい! コイツは何を言っているのか分からない、それが人間としての正しい見解だ!」
バッ くるくるくる〜〜〜
転校生「あなたは苦悩し、洗礼させ、そして答えを導き出す──尊き子羊なのですよ、わたくしから見たらね?」にしし
眼鏡「……頭おかしいのか、テメー」
転校生「ふふふ。良いのですよ、それが答え。わからないのがこの世界にとって貴女が無事に適応できているという証明なのですから」
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