111:名無しNIPPER
2018/06/07(木) 18:56:32.68 ID:p7PpTvQMO
委員長(……? なに? なにかが、軋しむ音? 別に地震で揺れてるわけでもないし───)
「あっ、あっ、やめっ、せんせっ、ヤダ!」
委員長「───ぇ」
「だめだってば──そとにきこえちゃ、〜〜〜〜〜っっっっっ!!!!?」
委員長(えっ、こっ、この声……確かクラスの女子──いや、待って、違う、嘘、そんなワケっ)
「今更なに言ってんだ? 倉庫中に響くぐらい喘いでおいて」
「言わないでっ」
「ハッ! ハハッ! いいよそれ、燃えてくるじゃねえかオイ、どうだ、ほらっ?」
「〜〜〜〜〜ッッ!!」
委員長(これってもしかしなくても──)
〜〜〜
転校生「良いですか? わたくしの見解ですが、黒幕の仲間は学園内に存在します」
転校生「遠距離にて居場所や声を把握する体質、または他人を思うがままに操れる体質など───」
転校生「──【特定の条件下に落とし込まれれば、わたくしだって簡単に逃れられません】」
転校生「まずは仲間へご報告を。怪しい展開や非常識な人間が現れたら、即座に逃走を図ってください」
転校生「体質の驚異はその【非日常】の悪どさですからね」
〜〜〜
「──助けて…誰か、あっ、あんっ! 助けて……!!」
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