105:名無しNIPPER
2018/02/04(日) 22:55:30.00 ID:cUp25aNKO
眼鏡「まず言っとくけど、これを言うのは味方になったワケじゃなく世界崩壊有無の根拠の一つとして捉えて欲しいから」
転校生「心得てますよ。命乞いには有益な情報を吐くべきです、実に献身的ですね」ニコニコ
男「転校生さん、少し黙ってて」
眼鏡「黒幕と直接面識してない。会話自体も一方的だし、けれど相手の明確な自信を感じた。あたしは学園外は滅びかけてると信じたよ」
眼鏡「でも、それはいい。世界が滅んだって関係ない、世界はここだけ。放送室内だけで十分だし」
委員長「………」
男「なるほどね。君は食料提供以外に黒幕に関わることを良しとした理由があった、と」
眼鏡「アレは勝手にやられたの、別に頼んでない。でもその通り、あたしは黒幕に加担することを認めた理由がある」
転校生「それはつまり、わたくしから命を護ることですか?」
眼鏡「いや、そうだけどそうじゃない」
眼鏡「───死んでも、生き返るの。例えグッチャグチャに滅茶苦茶にぶっ飛んでも、綺麗さっぱりになる」
委員長「生き、返る…!? それが黒幕の体質だっていうの…!?」
転校生「ホーーーーゥ…まさか本当にその通りだとは…なるほど、だからわたくしに喧嘩をふっかけた…」
男「……。君が地下施設で僕を巻き沿いにしようとした理由がそれ?」
眼鏡「…………」
男「転校生さんを敵視すれば『生き返りの恩恵』を受ける。だから加担した、それは分かったけれど──」
男「──僕達には当て嵌まらない。死んだらそれまで、結局は人は簡単に死なないとはならないと思うが」
委員長「お、男くん? まずは生き返りできる体質について話し合うべきじゃないカナ…?」
眼鏡「恩恵ね…フン、言っとくけどあたしが体質とやらに目覚めたのは半年前。詳細を話せるほど専門家じゃないの」
眼鏡「そーいうのはソッチ。化物の方が詳しいでしょーよ、さあ、どーいうことか言ってあげてよ」
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