102:名無しNIPPER
2018/02/04(日) 22:05:44.29 ID:cUp25aNKO
転校生「おやおや? ミナサマのお役に立てる情報なら幾らだって滑らすつもりですよ?」
委員長「本当になにも知らないの…?」
転校生「ええ、なにも。放送室の唸り声──もとい眼鏡ちゃんが言う『学園外の危機』は初耳に近い」
委員長「……。似たような情報は知ってるってコト?」
男「………」ジッ
転校生「そうも睨まないでくだサイよ、事実を言ってるまでです」ニコニコ
男「じゃあ君はこう言いたいわけだ。世界は滅びかけてるかも知れない、でも原因は君ではないと」
転校生「滅ぶかもしれない可能性を知ってながらココに来た、が正しい言い分です」
男「ではその理由はなんだ? 自分のことじゃなければ口にするのはたやすいだろう?」
転校生「無論、体質ですよ」
世界は未だ常識はずれの力に対応しきれていませんし、脅かされてます。
指導者たる人物や機関、ルールや法律などもってのほか。
転校生「私は見てきましたし、聞いてきました。どれだけ世界が危うい状態なのかを知っています」
男「君が上下左右学園に来て二日目。もし眼鏡さんや君の言い分が正しいとするならば…」
眼鏡「──三日前から、世界は唐突に終わりを迎えた、ってことでしょ」
委員長「うっ…」ビクッ
眼鏡「なにも知らないけど原因は知ってて、上下左右学園に来た。…それ信じるなら結局そーなるじゃん」
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