狩人「スライムの巣に落ちた時の話」
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7:名無しNIPPER[saga]
2017/10/11(水) 00:20:58.54 ID:dlPzWnRn0
幸い、生まれたばかりのスライムはその場を動かなかった。

恐らく、卵から出たばかりで寝ぼけているのだろう。

しかし、そのうちお腹がすいて捕食活動に移るはずだ。


その前に、準備を整えなければならない。


私は瓦礫の中を調べ始めた。

恐らく、多分、この辺に落ちているはずなのだ。

幾つかの瓦礫をどかすが、見つからない。

頭の中で幼馴染の「アンタってホント狩りの時以外はトロいわよね」という声が聞こえる。

うん、頑張ってはいるんだけどねー。



そうこうしているうちに、後ろの方で「パカリ」と音がする。

振り向くと、更に他の卵も割れていて、スライムが増えていた。


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