狩人「スライムの巣に落ちた時の話」
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63:名無しNIPPER[saga]
2017/11/03(金) 16:46:25.20 ID:QfTYX+Zd0
私がポイと石を投げると、ミドリはゆっくりと移動を始めた。

今度は、石がある右側の壁に向かっている。



「これだけ早く複数の言葉を理解出来るようになったのは、音に興味があるからかな」

「もっと沢山の言葉を覚えれば、複雑な意思の疎通も可能に……なる?」



この子達が元々持っている高い知性と理性、それに私が知っている知恵を付け加える。

そうすれば、スライム達の手助けを受けてここから脱出することが出来るだろうか。

天井の穴からスライム達を外に送り出し、自立的に蔦や縄を発見させて、それを固定させ穴から吊り下げる。

……やはり、縄や蔦という「スライム達が見た事も無い物」を覚えさせる方法が、思い浮かばない。



ぷよぷよと音を立て、ミドリが石を持ってきてくれた。

そのお返しに、私は歌をうたってあげる。

まあ、そんなに沢山の歌を知ってるワケじゃないんだけどね。



「暗いときも明るいときも」

「私達が共に歩めますように」



幼馴染が教えてくれた歌。

私の誕生日に、唄ってくれた歌。



もう一ヶ月以上も、彼女に会ってない。


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