62:名無しNIPPER[saga]
2017/11/03(金) 16:11:52.57 ID:QfTYX+Zd0
「ミドリ、今から右の壁に石を投げるから、拾ってきて」
「ピィ」
私の声に反応して、ミドリは移動を開始する。
ぷよぷよふよ。
ぷよぷよぷよ。
ゆっくりと『左側の壁』の付近まで移動したミドリは、ベチャリと床に広がった。
「絶対にココから動きません」の構え。
うん、複数の言葉を理解している動きだ。
すごい進歩。
「……問題は、どうして左の壁のほうに行ったのかって事なんだけど」
「まあ、石で遊ぶのが嫌いなんだろうなあ」
スライム達は、それぞれ好みが違う。
ミドリはあまり活発に遊ぶような子ではないのだ。
寧ろ、アオ達が石遊びをしていると遠ざかるような性質を持っている。
なら……。
「石を拾ってきたら、歌をうたってあげるよ」
ピクリ、とミドリは反応した。
この子は、特殊な音に対して、強い反応を示す。
もっと端的に言ってしまうと、歌が好きなのだ。
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