狩人「スライムの巣に落ちた時の話」
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49:名無しNIPPER[saga]
2017/11/02(木) 12:23:20.48 ID:0m5tXs/U0
目を開けると、夢で見た光景が続いていた。



「ゴボゴボゴボゴボ」



奇妙な音と共に、私を覗き込む黒い何か。

それは細長い、歪なヒトの形をしていた。


私の事を、観察している。

私の動きを、反応を。

いや、それだけではないのだろう。

直感的に判る。



この黒いスライムは、ヒトの心を覗くことが出来るのだ。

きっと、今見ていた夢も、覗かれていたのだろう。



「ゴボゴボゴボゴボ」


「……生まれたばかりだし、周囲の情報を集めようとしてるのかな」


「ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ」


「生き物としてそれは当然のことだと思う、だから、今回の事は責めないよ」


「ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ」


「けど、これ以上はやめて欲しい、アレは大切な思い出だから」


「ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ」


「ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ」


「ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ」





「次に同じ事をしたら殺す」

「ゴボ……」


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