狩人「スライムの巣に落ちた時の話」
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28:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 16:14:31.65 ID:FLbrBElf0
〜12日目〜


起きてから、何だか寒気が止まない。

体調には気をつけているつもりだったけど、如何せんココには身体を温める物が少ない。

私が身につけていた毛皮くらいだ。

栄養が足りないのも原因の一つなのだろうけど。



「火を起こせれば暖を取れるけど、もう油も少ないからなあ……」



取り合えず今日の分のスライム達のご飯の食事を私で食べられて。

狩りを蝙蝠で魚が消化されて。



「……あれ」



違和感。

今、私は何を考えてたんだっけ。



視界が急激に狭まる。

これは、いけない。

駄目だ。

意識を。



「おかしい……な……森でなら、何日野営しようと……こんな事は……なかったのに……」



そう考えたのを最後に、私の記憶は途切れた。


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