狩人「スライムの巣に落ちた時の話」
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25:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 14:56:49.86 ID:FLbrBElf0
ジュルルルと肉を吸収する音がする。

私が狩った蝙蝠達は、スライム達にとってご馳走のようだ。

ここ数日、毎日与えてるけど、骨も残さず溶かしてくれる。

その様子を見ていると、何だか不思議な気分になってくる。



基本的に、私は自分が生きるのに必要な分しか狩りをしない。

時々、幼馴染に獲物を分けてあげる程度だ。

その場合だって、幼馴染は何らかの対価を私に渡してくれる。

まあ、それらは私にあまり必要ない髪飾りとか洋服だったりするんだけど。

それでも対価を受け取っているのには変わりないのだ。



今のように、何の対価もなく獲物を分けてあげることは、無かったと思う。

何だか奇妙な感じだ。



「狩りをした後の充実感とも違うし……」

「んんんー……なんだこの感覚」

「……戻ったら、幼馴染に聞いてみよっと」


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