10:名無しNIPPER[saga]
2017/10/10(火) 21:40:50.26 ID:MYjXc2zeo
ありす 「実は私も最近多くて少し困ってるんです……」
千枝 「あれって、どうやって断るのが正解なんですかねぇ……」
ありす 「正解なんてないんじゃないですか?何を言っても引かない人は引かないですし……」
雪美 「………」
ありす 「雪美さん?どうかしたんですか?」
雪美 「私……まだナンパ……されたこと……ない……」
「もしかして……私……人気……ない……?」
千枝 「そんなことないですっ!雪美ちゃんは人気ですよっ!」
ありす 「そうですよ。ナンパって別に気持ちのよいものではないですから」
雪美 「私だけ……ないのはどうして……?」
千枝 「うーん……、雪美ちゃんが美人過ぎるからじゃないかな?」
ありす 「そうですね。雪美さんはいわゆる高嶺の花みたいな存在なんですよ」
雪美 「もっと……親しみやすい方が……いい……?」
千枝 「雪美ちゃんはそのままのほうが魅力的だと思うよ」
ありす 「そうですよ。それに私たちがいますから!」
雪美 「私だけ……置いてかれた……みたいで……寂しかった……」
ありす 「私たちは雪美さんを置いて行くなんてしませんよ」
雪美 「うん……ありがとう……」
千枝 (ふー……何とか誤魔化せた……)
ありす (雪美さんの雰囲気に圧倒されて話しかけられないというのは小さな要因に過ぎませんからね……)
千枝 (それにしても、今日も視線がすごいなー……)
ありす (食べ辛い……)
佐城雪美ちゃんがナンパされない本当の理由、それは大学では常に雪美ちゃんのファンサークルによって守られているからである。
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