21:名無しNIPPER[saga]
2017/10/10(火) 02:57:04.42 ID:2O49l66V0
コンビニに寄りコーヒー、エナジードリンクと、サンドイッチなどを買い込む。
煙草を一本吸ってから車内に戻ると、肇が顔を顰める。
「臭いですよ」
彼女は煙草を嫌う。彼女と会うときは吸わないよう努めていたのを、一か月会っていないおかげですっかり忘れてしまっていた。
「ごめん、車運転するとどうにも吸いたくなって。なるたけ堪えるよ」
「そうした方がいいです。体にも良くないから……」
そう言い、彼女はふわふわと欠伸をした。肇は夜きちんと眠くなる。
性来夜釣りには向かない体質なのだろうことは予想がついていた。
「眠ってて良いよ」と言った。夜明け前に間に合うように、三時頃に起こせば良いか。
どうせ俺も少しは眠ろうと思っていた。
42Res/25.53 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20