W号戦車「ドゥルルルルルルン……!?」 エリカ「貴女の名は」
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96:名無しNIPPER[saga]
2017/10/29(日) 00:56:32.71 ID:v++O7ijAo

何を言えばいいのか分からなかった。

どうすればこの絶望から一時でも立ち直らせてあげられるのか分からなかった。

何かを言った所で、あの子の耳には届かなかったのだろうけど。

エリカ「――――――――」

轟音と共に、全身が引き千切れたかのような痛みに襲われる。

きっとこれが人間の身体なら、痛みだけで泡を吹きのたうち回っていただろう。

カーボン加工されていても、痛いものは痛いのだ。

エリカ「…………!」

でも――カーボン越しの爆破なんかよりもずっと。

胸の辺りで引き千切れ、炎を纏ったあの子の体を見せられた時の心の方が、ずっとずっと痛かった。

みほ「…………」

炎の隙間から覗く、生気のない、絶望に満ち溢れた瞳。

それが、更なる一発による痛みで意識を失う直前に見た、最後の光景となった。


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