226: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2017/11/04(土) 18:53:32.19 ID:A8DUifUBo
猟師「おーい、近くにイノシシが出たから危ないぞー!」
イノシシ「ブフー!」ザッ ザッ
開拓者「目の前にいるじゃないか! ……そこだ!」ガバッ
イノシシ「フー! フー!」
猟師「や、やるなあんた。この時代に素手でイノシシを捕らえる男がいるとは……」
開拓者「まあイノシシ程度ならな。肉食動物は厳しい」
猟師「そんな野人がこんなところで何を?」
開拓者「野人じゃない。発電機を見ていたんだ」
猟師「発電機は10年位前からあるぞ。他の町から持ち込まれてな」
開拓者「詳しく聞かせてくれ」
猟師「詳しくったって、俺が知ってるのは最初は火力発電だったって事くらいだぞ」
開拓者「ふむ……風力の利用の研究が進んでいたのと、環境に考慮した結果、風車になったか」
猟師「野人かと思ったら頭いいんだな」
開拓者「俺は野人じゃない」
開拓者「ところで俺は腹が減っているんだが、このイノシシを料理できないか? お前は猟師だろう?」
猟師「やっぱり野人じゃないか」
開拓者「いよいよ怒るぞ?」
猟師「野人じゃないならちゃんとメシ屋で金払ってちゃんとした豚肉食べろよ」
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