【デレマス バトルSS】A級特別エキシビジョンマッチ編【ワールドトリガー】
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◆AXT/uuswxI
[saga]
2017/10/11(水) 11:38:54.39 ID:piCa7rUc0
拓海は奏が狙撃され着地が崩れた際に生じた隙を見逃さず、畳み掛けた。
奏のトリオンキューブより一回り大きなそれを両手から出現させ分割、空中に浮遊させたまま拓海の周囲数メートルの範囲に散らばらせ、
拓海「ハウンド!」
拓海が発射の意思を発すると共に125+125分割の合わせて250発、射程と威力に重きを置いたやや低速のハウンド(誘導弾)の雨が奏に一斉に襲い掛かった。
奏「(テレポーター!)」フッ
奏はその誘導半径を読み切り、ギリギリの所でワープした…
拓海「(視線の先数十メートル…捕まえたぜ!)ギムレット!」
が、それは敢えて弾速を下げ避けやすくし、奏の「逃げる先」を自分の狙い通りに誘導した拓海の掌の上でしかなかった。
やや低速なのも、奏のギリギリまで引きつけて躱すという挙動を予測し、合成弾を練る数秒の隙を捻出する為だ。
アステロイドとアステロイドを合成し更に貫通力を高めた合成弾、ギムレット(徹甲弾)。アステロイドとは比べ物にならない威力を誇る。
拓海から放たれたそれのおよそ半数が奏に直撃、胴体を吹っ飛ばした。
拓海「(あの奏がノーガード…シールドが間に合わなかったってこたァねぇ、まだだ!)」
奏「(私のトリオンじゃ、どうせ貴女の攻撃は防げないもの…だったら)」
トリオンで構成された奏の体が霧散する中、奏は確かに微笑んだ。
『戦闘体活動限界 緊急脱出』
ここで奏もリタイア、ベイルアウトした。
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