【ガルパン】ブラックボックス展 in アンツィオ
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18:名無しNIPPER[saga]
2017/10/08(日) 16:51:55.34 ID:UP7Mfx0tO
──────。
ペパロニ「二人が入ってきました」
アンチョビ「手をつないでるな。けど、こーしてみるとホントに母親と子供だなぁ」
ペパロニ「ちっちゃいっすねぇ、カチューシャさん。あ、今、電気消えたっぽいですね」
アンチョビ「うん。……お、ノンナが繋いでいた手を離した?」
ペパロニ「わー、カチューシャさんめっちゃきょどってる。ノンナさんこれ、意地悪してわざと手を放したんですかね」
アンチョビ「多分……。あぁ、カチューシャが、恐る恐る動きながらノンナを探してる。……見ていて心がいたくなる映像だなぁ」
ペパロニ「なんか可哀想になってきたっす。ノンナさんは……あ、すげぇ、カチューシャさんから、上手に逃げてる」
アンチョビ「え、これ、もう電気消えてるんだよな? 耳せんしてるから音も声も聞こえないはずだよな?」
ペパロニ「は、はい。でもこれノンナさん、完全にカチューシャさんのいる場所把握してるっす……」
アンチョビ「つねに一定の距離をおいて、カチューシャのいる方向をじっと見てる……」
ペパロニ「……。」
アンチョビ「……。」
アンチョビ「こわっ! ノンナこわっ! なんなんだこいつは」
ペパロニ「そういえば以前ノンナさんが、『例え目をつむっていても、私は常にカチューシャを感じています』って……」
アンチョビ「えぇ……。あ、カチューシャが、とうとうへたりこんだ」
ペパロニ「これ、この肩の痙攣する感じ……カチューシャさん泣いてるんじゃ……」
アンチョビ「あぁ、たしかに私も危うくパニックになりそうだったしなぁ」
ペパロニ「そろそろ二分経過するはず──あ、電気ついた感じですね。……ノンナさん、なんかびっくりしてるっぽい」
アンチョビ「めっちゃ慌ててる動きだな。カチューシャが泣いてるのに気づいたか」
ペパロニ「軽いイタズラのつもりだったのに相手がガチ泣きしちゃって慌てるパターンっすね……」
アンチョビ「あ、ノンナがカチューシャをすっごい抱きしめてる」
ぺパロ二「この映像だとtこのなんか同化しちゃったみたいに見えるっす……あ、カチューシャさん、ノンナさんをポカポカ叩いてる」
アンチョビ「ほんと母親と娘みたいだなぁ……」
──────。
「こんにちわ」
ペパロニ「はいこんちわ〜」
「大人でも入れるのかしら」
ペパロニ「もちろんですよぉ〜、二名様っすか?」
「ええ。500円ね」「あら、お金なら私が」
「いいわよ。気にしないで」「いえだけど──」
アンチョビ「──ただいまぁ。ふー、トイレすっごいこんでるぞぉ。漏れるかと思った」
ペパロニ「あドゥーチェお帰りなさい。ちょうど新規のお客さんっすよ。今度は大人のお客さんっす」
アンチョビ「おぉそうかそうか。どうもこんにちわー……っえ゛!」
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