国王「さあ勇者よ!いざ旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」完結編
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604: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/11/25(日) 18:27:41.28 ID:h4w+AuR50

黒騎士「…」

青年「妹は、帰ってきた男をもはや兄と認識することは出来なかった。ただひたに夢の世界を生き、幻想の中の兄を待ち続け」

以下略 AAS



605: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/11/25(日) 20:49:04.61 ID:h4w+AuR50

黒騎士「賢者は、管理者の正体が"少年"であると知っていたというのか?」

青年「どうやら、そうみたいだ」

以下略 AAS



606: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/11/25(日) 20:50:04.05 ID:h4w+AuR50

王子「おい店主。シャンパンを」

親爺「ねぇよ、んなもん」

以下略 AAS



607: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/11/25(日) 20:51:08.14 ID:h4w+AuR50

王子「賢者が生け贄になったのは、女神の完成の時だった。…教皇や魔法使いの都合のよい魔王勇者大戦を描くための女神だ」

黒騎士「そうだ、例の女神の…」

以下略 AAS



608: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/11/25(日) 20:52:40.12 ID:h4w+AuR50

青年「賢者、教皇、魔法使い」

青年「最初は同志として研究に取り組んでいた3人だが、道の半ばからそれぞれが別の方向を向いていて」

以下略 AAS



609: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/11/25(日) 20:53:31.76 ID:h4w+AuR50

青年「賢者が妹にしてやれることはそう多くなかった。………だから賢者は、贖罪の相手に"少年"を選んだ」

青年「"少年"を喜ばせるような物語を書き、あの最後の魔王勇者大戦のなかで現実にしていった」

以下略 AAS



610: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/11/25(日) 20:54:12.41 ID:h4w+AuR50

黒騎士「馬鹿な…。あれだけ多くの死を撒き散らした大戦が、そんなことのために…」

王子「賢者という男の、精一杯の憐れみだったのだろうな」

以下略 AAS



611: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/11/25(日) 20:55:26.69 ID:h4w+AuR50

黒騎士「………あまりにも大仰だ」

王子「しかし、その賢者の心がなければ、"少年"を倒すことには至らなかったのだろう」

以下略 AAS



612: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/11/25(日) 20:56:12.19 ID:h4w+AuR50

青年「そういうことに、なるのかもな」

黒騎士「彼らの計略は神である"少年"すらひとつの駒とした。………そら恐ろしい」

以下略 AAS



613: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/11/25(日) 20:57:00.57 ID:h4w+AuR50

王子「…まあ、そういうことになるのかの」

王子「商人、武闘家、盗賊、戦士、僧侶、魔法使い、遊び人、勇者」

以下略 AAS



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