国王「さあ勇者よ!いざ旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」完結編
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461: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/08/04(土) 22:20:38.86 ID:+njJv4Yc0

魔王「絶対的な力に溺れて、玩具のように生命の希望を生んでは壊し」

魔王「そうしていつの間にか」

以下略 AAS



462: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/08/04(土) 22:21:23.11 ID:+njJv4Yc0

遊び人「それじゃあ、なにか? こ…この気の遠くなるほど馬鹿げたドンパチは全部、てめぇのでっちあげた台本だったってのかよ!?」


少年「…僕はあくまで結末を見越したきっかけを与えるだけさ。動き出した魔王と勇者がどんな道程を経るかは、分からない」
以下略 AAS



463: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/08/04(土) 22:22:20.83 ID:+njJv4Yc0

遊び人「ガキの戯言にどいつもこいつも振り回されてたってかぁ!? どっ、どうりでおかしいと思ったんだよ、魔王だの勇者だの………」

遊び人「俺の生きてきたしみったれた街角じゃあ、そ、そんなもんはクソの役にも立たない絵空事だったからなぁ!」

以下略 AAS



464: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/08/04(土) 22:23:09.98 ID:+njJv4Yc0

少年「でも、今君が一歩前に出たのは、どうして? そう。もしかしたら認めてもらえるかもって思ってしまったんだよね?」

少年「この大詰めに居合わせて、その他大勢に甘んじるためにひた隠しにしていた感情が顔を出した」

以下略 AAS



465: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/08/04(土) 22:24:51.56 ID:+njJv4Yc0

少年「おやおや。逃げ出してしまいたい気持ちになるのも分かるけど、あんまり興奮すると危険だよ?」

少年「気をつけてね。ここは現世から遥かな距離を持つところ。僕が神として管理を行ってきた席なんだから」

以下略 AAS



466: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/08/04(土) 22:25:31.79 ID:+njJv4Yc0

遊び人「しょ、商人…っ!?」

遊び人「………? だ、誰もいない。今の声は一体どこから聞こえてきやがった………」

以下略 AAS



467: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/08/04(土) 22:26:06.62 ID:+njJv4Yc0

魔王「………今のは」

少年「ふふ。君達が倒してきた勇者一行だよ」

以下略 AAS



468: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/08/04(土) 22:27:02.14 ID:+njJv4Yc0

魔王「………彼女は…」

少年「元々、今回の勇者一行だったひとだよ。君に相対する前に死ぬことになってしまったけどね」

以下略 AAS



469: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/08/04(土) 22:28:11.90 ID:+njJv4Yc0

魔王「………」ギリッ

少年「どんなに穏やかに死を迎えた者だって」

以下略 AAS



470: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/08/04(土) 22:28:52.23 ID:+njJv4Yc0

少年「死別した相手に安らかであって欲しいっていうのは、生者の勝手な願望でしかない」

少年「君達のために死んだ木竜は、未来永劫こうして苦しみ続ける運命だ」

以下略 AAS



471: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/08/04(土) 22:30:04.35 ID:+njJv4Yc0


魔王「………」


以下略 AAS



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