国王「さあ勇者よ!いざ旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」完結編
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303: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/04/21(土) 22:41:39.63 ID:hkG69/nJ0

召喚士『風神の鎌鼬が来ます…っ』

侍『拙者が奴を止めまする! 召喚士殿はその隙に詠唱を!』

召喚士『…っ。分かりました!』




氷姫「な………なんなのよ、これ」

氷姫「誰よ、こいつら…!?」

魔女「これは、本来迎えるはずじゃった人間と魔族の決戦の様子じゃよ」

魔女「魔法使いや教皇の手が加わることがなければ、もともと物語が辿るはずじゃった結末」

魔女「真の勇者一行と、真の四天王の戦いじゃ」

魔女「これが正史なのじゃよ」


氷姫「これが…………正史…!?」

氷姫「真の…って………な…なによそれ」

氷姫「こいつらが本物だって、言いたいわけ!?」

魔女「…信じられんか? まあ、そうじゃろうな」

氷姫(そんなバカなことが…っ! ………でも、何? この奇妙な説得力)

氷姫(仮に………仮によ。こいつの言っていることが仮に本当だとしたら…あたしたちは)

氷姫(あたしたちが倒してきた勇者一行は………――)


魔女「そう」

魔女「本来の歴史では、全く別の勇者一行と、全く別の四天王による戦いが描かれるはずじゃった」

魔女「今の世界の役者は、加護を受けた魔王と勇者以外、みーんな、偽物じゃ 」




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