国王「さあ勇者よ!いざ旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」完結編
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297: ◆EonfQcY3VgIs[saga]
2018/04/21(土) 16:15:36.48 ID:hkG69/nJ0






〈下層研究ホール〉


雷帝(………私がここに来る時、ここは下層研究ホールだと音声が告げていた)

雷帝(氷姫はどうやら別の地に飛ばされたようだが…なんだ? この施設に詰め込まれた技術の数々は)

雷帝(人造人間の生成。異空間移動の科学的成功。そして)

雷帝(――時空間転移ゲートの設立)

雷帝(………)


「信じがたい技術の数々だろう? この研究施設は未知の領域だ」

「俺も最初は信じられなかったさ」


雷帝「っ! 誰だ!?」


「けれど本当だった。奴らは人間を造り、奇跡を起こし、未来を知る事さえ出来た」

「この技術があれば、魔王など容易く倒すことが出来る…。そうすれば、人々の安寧の時代が始まる」

「…なあ。俺がそんな風に夢を見てしまったのも」


兄「仕方のないことだとは思わないか?」


雷帝「お前は…!」チャキ…!


兄「久しぶりだ雷帝。殺された時ぶり、というやつだな。弟も世話になったみたいじゃないか」

兄「俺が次の門番ってわけさ」

兄「――でもやりあう前に、少しだけ奴らのことを覗いてみようって気はないか?」




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