奈緒「晶葉から借りたゲームでもやるかー」
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56:名無しNIPPER[saga]
2017/10/09(月) 17:17:22.77 ID:2jccS6Us0
――翌日、夕方、ブラックパール城(指令室)

歌鈴「Pさんが……ブロッサムキャリアーに?」

晶葉「そうだ。厳密にいえば、パイロットとして搭乗するわけではないがな」

珠美「それでは、どうしてP殿が?」

千秋「楓さん、スクリーンを表示させて頂戴」

楓「はいどうぞ」

ピピッ!

あやめ「ダイオウカーの見取り図、ですか」

晶葉「ツクヨミヒメ、ドリラー、ストライカー、ウイングはこれまで通り、パイロットとの刻印同調により機体を稼働させる。だがキャリアーについては」

ピッ!

晶葉「オートパイロット機能を戦闘用に改修したシステムを別途積み込む。そして実装予定だった刻印同調機能の負荷軽減装置を設置する」

歌鈴「けいげんそうち?」

晶葉「細かい話は別の機会にするが、Pによる刻印の譲渡を別システムを経由して戦闘中でもリアルタイムに各パイロットに行う為の装置になっている」

晶葉「これにより通常時であれば従来よりも各パイロットの刻印の消耗を抑えることができ、より長期の戦闘を行うことが可能となる」

晶葉「だが今回は紗枝が不在の為、キャリアー側の刻印同調機能が働かない。キャリアー側の制御を歌鈴に、刻印の負荷分散を珠美とあやめ、芳乃にやってもらう」

晶葉「Pによる負荷軽減装置も込みで、これでダイオウカーは通常稼働時と比較して90パーセント程度の稼働率を維持することが出来る」



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