【ポケモン】セレナ「お隣さんにセクハラをする」
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1: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/04(水) 18:08:54.18 ID:Kaaaakzt0
【カフェ】
サナ「…いきなり、何を言い出すの? セレナ?」
セレナ「セクハラしてみようと思うの」
サナ「それは聞いたよ。そんでもって、まったく意味がわからないよ」
サナ「優雅にコーヒー飲みながら、すました顔でそんなこと言われても、反応に困るよ」
セレナ「このカフェのコーヒーって美味しいわよね」
セレナ「お隣さんってバトルジャンキーじゃない?」
サナ「うん、そだね。バトルしか頭にないカンジだよね」
セレナ「そうそう。まあ、それはそれで格好いいんだけど、バトルに夢中すぎて張り合いがないのよ」
サナ「どゆこと?」
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2: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/04(水) 18:09:28.17 ID:Kaaaakzt0
セレナ「この前、お隣さんを誘惑しようとしてミニキャミソール着てみたんだけどね」
サナ「誘惑しようとしたんだ」
セレナ「うん。おへそ見せて、さりげなく腰をクネクネしてみたわ」
3: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/04(水) 18:09:55.88 ID:Kaaaakzt0
セレナ「でも、後になって考えてみたらぜんぜん物足りなかったのよ」
セレナ「あれだけ露骨にセクシーな格好をしたんだから、1時間くらい、私の腰に視線が釘付けになってもいいでしょう? そうじゃなくても、チラ見しまくってもいいでしょう?」
サナ「カルムにそんなことされたら、逆に気持ち悪くない?」
4: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/04(水) 18:10:22.55 ID:Kaaaakzt0
サナ「で? セクハラしたいってのは何なの?」
セレナ「現実的に考えたら、お隣さんが私に対して積極的にアプローチすることはないと思うのよ」
サナ「いまはバトルに夢中だしね」
5: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/04(水) 18:11:00.27 ID:Kaaaakzt0
セレナ「例えば、私のパンツを丸めてお隣さんのカバンにたくさん詰めとくとするでしょう?」
サナ「やめなさい」
セレナ「そうすると、お隣さんは否応なしにパンツを触ったり、匂いを嗅がなければいけなくなるじゃない」
6: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/04(水) 18:11:27.59 ID:Kaaaakzt0
セレナ「まだまだプランはたくさんあるわ」
サナ「もうあんまり聞きたくないんだけど」
セレナ「例えば、彼の家にこっそり侵入してお風呂に忍び込んでおくのよ」
7: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/04(水) 18:12:03.56 ID:Kaaaakzt0
(1時間後)
サナ「たくさんの素晴らしい計画を聞かせてもらったんだけどさ」
セレナ「うん」
8: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/04(水) 18:12:44.30 ID:Kaaaakzt0
セレナ「セクハラって意外と難しいわね」
セレナ「捕まらないセクハラってないのかしら?」
サナ「ないよ。犯罪だもの」
9: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/04(水) 18:13:13.23 ID:Kaaaakzt0
セレナ「はぁ…恋って難しいわね」
サナ「いままでの話を踏まえて聞くと、反応に困るよ」
サナ「変態成分が話をより難しくしてる気がしてならないよ」
10: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/04(水) 18:13:50.77 ID:Kaaaakzt0
(会計後)
セレナ「…今日でサナとの距離が縮まった気がするわ」
セレナ「胸の内を明かすと友情が深まるわね」
11: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/04(水) 18:14:26.66 ID:Kaaaakzt0
サナ「具体的には何するの?」
セレナ「彼が見てない時にこっそりスカートをあげてパンツを露出させたり」
セレナ「彼の水筒にこっそり口をつけたりしようかと考えてるわ」
12: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/04(水) 18:14:59.65 ID:Kaaaakzt0
(空を飛ぶ後)
サナ「今日も特訓してるんだ? 精が出るねー、カルムー」
カルム「おー、セレナとサナじゃん」
13: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/04(水) 18:15:34.35 ID:Kaaaakzt0
セレナ「サナも結局付いてきたのね。ありがとう」(小声)
サナ「(何するか)心配だからね」(小声)
セレナ「安心してバレないようにするから」(小声)
14: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/04(水) 18:16:23.22 ID:Kaaaakzt0
(木陰)
セレナ「お隣さんが自主練してる間に作戦を立てましょうか」
サナ「作戦?」
15: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/04(水) 18:17:18.29 ID:Kaaaakzt0
(しばらくして)
セレナ「セレナの抜き打ちチェックタイム〜。ぱちぱちぱち…」
セレナ「このコーナーでは、お隣さんがいかがわしいものをカバンに詰めてないかを私がチェックしていくよ〜」
16: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/04(水) 18:18:13.45 ID:Kaaaakzt0
(少しして)
セレナ「そろそろ作戦会議を再開しましょうか」
サナ「切り替え早いね」
17: ◆jPpg5.obl6
2017/10/04(水) 18:34:20.66 ID:Kaaaakzt0
セレナ「だってさ、まずくない? 先越されちゃったかもだよ?」
セレナ「何コレ、焦るんだけど」
サナ「セレナって焦るんだね」
18: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/04(水) 18:35:01.82 ID:Kaaaakzt0
セレナ「お隣さん。ラブレターに返事したのかしら?」
サナ「さあ」
セレナ「もし、Yesなんて言ってたら、私、とんでもないことをしそうだわ」
19: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/04(水) 18:35:59.25 ID:Kaaaakzt0
サナ「もし、あたしがカルムのこと好きって言ったらどうするの?」
セレナ「好きなの?」
サナ「全然」
20: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/10/04(水) 18:37:44.63 ID:Kaaaakzt0
サナ「てゆうかさ、万が一を突き詰めると世界中の女の子に勉強させることになるよね。その考えでいくと」
セレナ「大丈夫。何年かかろうと成し遂げてみせるわ」
サナ「目的が変わってるよね、それ」
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