今井加奈「温泉街とエイリアン」 【ウルトラマンオーブ×シンデレラガールズ】
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/02(月) 00:08:51.37 ID:68qbHRVe0

 数分後、三人は戦利品を抱えて店を出ていた。
 こずえは渡された五発を見事全弾命中させたのだ。

加奈「こずえちゃんすごいね〜……どうしてあんなにうまくできるの?」

こずえ「ふわぁ……? うーん……ふつうに……」

加奈「ふ、普通に? すごいね……」

こずえ「かなもぷろでゅーさーも……へたー……はじめといっしょ……」

P「肇? あっ、湯めぐりの仕事で一緒だったな。けっこう前だけど」

加奈(肇ちゃんも下手なんだ……)

 何でもそつなくこなしてしまいそうな雰囲気とは裏腹に肇はけっこう不器用だ。
 自分と同じように射的が上手くいってない彼女の様子を想像して加奈はくすりと笑んだ。

 藤原肇は同い年のユニット仲間で最近よく一緒に仕事をしている。
 彼女は岡山の山育ちということで高知出身の加奈とは上京組同士話が合った。

 346プロダクションには他にも同じような境遇のアイドルがたくさんいた。
 彼女らと仕事が一緒になると似たような思いを打ち明け合ったりしたものだった。

 その中でも、青森出身の工藤忍の言葉は深く心に残っていた。



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