今井加奈「温泉街とエイリアン」 【ウルトラマンオーブ×シンデレラガールズ】
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29:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/02(月) 00:18:53.12 ID:68qbHRVe0

女将「っ!」

 人々は思わず足を止めて怪獣の姿に見入っていた。
 その間を縫って女将がどこかへ行こうとするのを加奈は目にした。

加奈「女将さん!」

P「お、おい加奈!」

 女将は一心不乱に進んでいく。しかし派手な着物を着ているから人波の中でもわかりやすく、見失うことはない。
 しかしそこで加奈は疑問に思った。果たして着物でこんなにも機敏な動きができるものなのだろうか? それとも本職の女将さんたちならこれくらいできて当たり前なのだろうか。

 女将は人波を抜けるとある店の前で足を止めた。
 あのイカ焼き屋台。店主も彼女を待っていたようだ。そしてもう一人、射的屋の店員もそこにいた。

女将「イカリ、どうするの!?」

店主「そ、そんなこと言ったって……吾輩たちには何もできないんじゃなイカ〜……」

店員「というか……この怪獣ってマジにあいつなのか……!? 何でこの星に……? ホワイ!?」

女将「何度も見てきたじゃない、この手口。忘れたの、ハルキ?!」

加奈(イカリ……ハルキ……。あいつ……? この星……?)

 無関係だと思っていた三人が顔見知りだったのも驚いたが、その口から飛び出してくる言葉の数々に加奈は大いに戸惑った。

加奈(みんな、何を話してるの……?)



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