【安価・コンマ】幻想的な世界を探険家が行くようです【オリジナル?】
↓
1-
覧
板
20
75
:
◆nN35Xsj1FM
[saga]
2017/10/02(月) 22:02:19.76 ID:tEWu+UL60
「ほわぁ……」
結論から言えば、驚き。その一言に尽きた。
夜がない、とは、夜が来たと思えないほど、街全体が明るいことを指していた。
曰く、これは電灯という遺物の技術を再現した結果らしい。
太陽の光ではなく、蒸気機関などを使って、機械を動かすエネルギー(電気というらしい)を作り、それで以て闇夜を照らす。
田舎娘には、想像もつかないほど、連邦という国の技術の復興は進んでいたようだ。
こんな、魔法の様なことが起こせるなんて。ただただ、呆然と光を放つビルを眺めるアルジール。
大通りの隅に佇みながら浮かべた、ぼんやりとした表情は、彼女の心情を良く表していた。
「やはり、珍しいかな」
「――え?」
そんな時、突然、そんな声が聞こえた。自分の直ぐ後ろである。
振り返ってみるが、誰もいない。聞き間違いかと思うが、また声が聞こえてくる。
「お嬢さん、下だ下だ」
「し、下?」
言葉どおり、下を見てみる。
すると、其処には奇妙なものがあった。
いや、居た。
とても小さい、手のひらに乗りそうな程の、人らしい何か。
「……!?」
「おぉ、やはり驚かせてしまったか。済まないね」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
478Res/191.00 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
【安価・コンマ】幻想的な世界を探険家が行くようです【オリジナル?】-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1506846813/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice