【安価・コンマ】幻想的な世界を探険家が行くようです【オリジナル?】
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430: ◆nN35Xsj1FM[saga]
2017/12/02(土) 21:01:14.43 ID:kftoQ2g80
そろそろ始めます。
前回言った安価を取る予定です。

=====此処から=====



「成る程。あの店だったか」
「ご存知なんですか?」
「そうだね。よく知っている」

顎に手をやって話す団子鼻に、あの男性の正体を尋ねるアルジール。
案の定、団子鼻は彼の正体を知っていた。しかし、どうもそれ以上の事を述べる気配がない。

「まぁ、何れわかる時が来るかもしれない。安心しなさい。彼は悪い人ではないから」

ころころと笑うが、しかし、悪い人ではなくとも得体の知れない人ではあるのではないか……と、密かに思う。
例えば、目の前の小人の様な。正直、怪しすぎる。
暫く、そうして笑った後、小人は改めて呟いた。

「しかし、彼が私の所に探険家を寄越す、という事は……ふむ」
「……な、何でしょう」

そう言って見つめられているアルジールは、居心地が悪いばかりである。
目を背けて、意識をそれとなくそらす。
女性をジロジロ見つめるとは、少しデリカシーがない様である。文句の一つでも言ってやろうかと思っていると、その内、団子鼻がこんなことを言った。


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